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2023年度 JANNET総会
議事録
| 日時: |
2023年6月16日(金)13時〜14時30分 |
| 場所: |
オンライン開催(Zoom) |
| 出欠: |
別紙の通り |
■ 議事:
1.会長挨拶・議長(規約第9条の2)
清水会長より、コロナウイルスについて第5類に変更されたが、現在感染の第9波が来ているとも言われているので、油断をしないようにしていきたい等、挨拶があった。
総会の議長は会長が執り行うことになっているため、清水会長が議長として議事の進行を行った。
2.定足数の確認(規約第11条)
出席正会員14団体、委任状による出席10団体の計24団体であり、定足数12団体(現在数24団体の2分の1)を満たし総会は有効に成立した。
参照別紙:総会名簿・出欠(2023)
3.2022年度事業報告書(案)・決算書(案)について(規約第10条・第12条)
(1)事業報告書(案)
事務局より、資料2-1に基づき報告がなされ、賛成多数で承認された。
要旨は以下の通り。
- 会員数について、賛助会員団体が1団体退会、個人会員が1名入会した。
- 6月17日の総会にて、中期計画(2021-2025)策定について承認された。
- 役員会は年度内に3回開催した。各委員会は2回開催(うち第1回目は3委員会合同でオンライン開催)した。また、企画委員会専門委員として、AAR Japanの田丸敬一朗様にご就任いただいた。また、30周年準備委員会を発足させ、年度内に4回委員会を開催した。
- 研修会他について、日本障害者リハビリテーション協会と共催し、「リハ協カフェシンポジウム」を2回開催した。参加費の中からウクライナの障害者への寄付を行い、寄付金はJANNET正会員団体のAAR Japanさまから現地へお届けいただいた。
- 広報活動について、2022年度は毎月発行しているメールマガジンで、正会員団体、賛助会員団体の「団体活動報告」を掲載した。「団体活動報告」については、今年度に30周年記念誌として再校正する。
- グローバルフェスタJAPANについて、2022年度は出展条件がJANNETの実情に合わず、参加を見送ったが、会員団体の中に出展団体がおられたので、その団体のブースにJANNETのチラシを置いていただき、情報発信を行った。
- 他団体事業の参加状況について、JANNETが登録していた「NGOと企業の連携推進ネットワーク」は、2023年3月をもって解散となり、JANIC会員制度と一本化された。
- 例年2月に開催されていた、JANIC主催のイベント「HAPIC」は、次回は2023年秋の開催予定。
- JANICの2023年から2024年度の新理事に、JANNETから日本発達障害連盟の斎藤利之幹事を推薦した。6月23日に行われるJANIC定時総会において正式に承認される予定。
- JANNETより伊藤研修・研究委員長が、企画段階から携わってくださっている「みんなのSDGs」オンラインセミナーについて、2022年度第1回オンラインセミナーに全日本ろうあ連盟より嶋本広報・啓発委員長にご登壇をお願いした(嶋本さまの業務のご都合で、当日はろうあ連盟の石橋大吾さまにご登壇いただいた)。
- 第70回全国ろうあ者大会in広島に、現地から伊藤研修・研究委員長が分科会に登壇され、JANNETの取り組みや次年に迫る30周年記念についてもご紹介くださった。
- 3月15日からカンボジアにて開催された「第5回アジア太平洋CBID会議」に、野際企画委員長ならびに伊藤研修・研究委員長が現地から参加され、JANNETの、特にコロナ禍での取り組みについて、ポスター発表を行った。参加報告は、日本障害者リハビリテーション協会と共催した「第15回リハ協カフェ」にて発表していただいた。
(2)決算報告書(案)
事務局より、資料2-2決算報告書(案)について報告され、賛成多数で承認された。
- (斎藤委員)30周年記念事業に向けて、積立金などは考えているのか。
- (伊藤委員長)JANNETは法人格を持たない任意団体なので、次年度事業に乗せる形で30周年事業の想定費用を考えていくという理解でいる。
- (清水会長)予算の繰越など、今後30周年準備委員会で検討していきたい。
4.会計監査及び事業監査報告(規約第7条の4)
会計監査及び事業監査は、5月14日に安川監事により、5月26日に小池監事により書面審査で実施され、適正に処理されていたことが小池監事より報告された。
5.2023年度事業計画書(案)・予算書(案)について(規約第10条・第12条)
(1)事業計画書(案)
事務局より、資料3-1事業計画書案について説明がなされ、賛成多数で承認された。要旨は以下の通り。
- 個人会員2名が退会された。引き続き会員拡大を、直接訪問や研究会などを通じて行っていきたい。
- 本年はJANNET創立30周年に当たるので、準備委員会を中心に、活動を行っていく。30周年記念講演、レセプションの開催や、記念図書、記念誌の出版など。
- JANNETの内部状況が参加条件に合えば、グローバルフェスタなど外部のイベントにも積極的に参加し、その機会を利用してJANNET30周年記念を更に盛り上げる広報を進めていきたい。
- (伊藤委員長)PT協会内部の事情があり、今年度は委員長を辞退させていただく。今後新しい委員長が決定次第業務を引き継ぎ、JANNETの事業が滞らないように支援させていただく。PT協会からは、��橋恵里さんと峯島昂佑さんに実務を担当してもらい、自身も30周年に向けて尽力してまいる所存である。
- (清水会長)新委員長の選任については、今後委員会および役員会で検討、選任し、総会にてご報告させていただく。
野際委員長より30周年記念事業の進捗を、資料を基にご報告いただいた。
- (野際委員長)チャットに、斎藤委員より「障害インクルーシブ社会」というタイトルについて、インクルーシブにはそもそも障害が内包されているとの認識であり、違和感があるがいかがか、とのご意見があった。
(2)予算書(案)
事務局より、資料3-2予算について説明がなされ、賛成多数で承認された。
6.その他
(1)30周年記念事業企画について
- (斎藤委員)先ほど個別のチャットで書かせていただいたが、インクルーシブという言葉には、障害を内包していると認識している。自身が国際活動をする中で、「障害インクルーシブ」という英語表記を聞いたことがないが、あえて「障害」と付ける理由は何か。
- (清水会長)中期計画や活動理念にもあるが、JANNETは障害分野のNGO連絡会として、障害という部分に特化する方向性の活動をしているため、意識した。
- (原田委員)世界銀行や国連のインクルージョン戦略の中で「Disability Inclusion」という用語は使われているので、特別違和感がある訳ではないかと思う。
- (上野会員)次年度以降の活動方針として、障害という言葉を残すか、更に幅広い視野を向けるのか、分かれると思う。
- (奥井委員)JANNETは障害分野のNGOのネットワークだが、現実的には、野毛坂グローカルという、障害分野に特化していないがインクルーシブ社会を目指す団体も会員となっているため、幅広くインクルーシブ社会を目指しているのではないかと考えられる。今後、障害を含め、どのように発信していくかの議論は必要かと思う。
- (田丸委員)「障害インクルーシブ」という日本語にしたときに、少し違???感を覚える。「障害者を含む」「脆弱な立場の人たちの」などの文言も検討してみてはどうか。
- (上野会員)障害分野を狭めず多くの方に理解してもらうために、会員皆が「相対化して障害を考える」ことが重要だと考える。例えば保健分野で障害を考えたり、教育分野で障害を考えるなど。相手の文脈の中で障害を考えることをしてみてはどうか。
- (原田委員)30周年記念企画のコンセプトを考えるならば、コンパクトにまとまっていた方が良いのではないか。主催が障害分野NGO連絡会であり、サブタイトルにも障害の文言が入っているので、あえて冒頭で「障害」インクルーシブと言わなくともよいかと考える。
- (磯野会員)「障害」と「開発」という言葉がセットになると、一番しっくりくるのではないか。SDGsなどもある中で、JANNETとしては、障害に焦点化したということなのだと思うので、コンセプトには「障害」はサブタイトルに入っている程度でいいのかと思う。
- (野際委員長)中期計画策定から、30周年準備委員会など、これまでの議論を思い返すと、キーワードとして「障害インクルーシブ」という言葉を含めたご意見が多く出た印象である。他方で、今後の方針や障害の主流化についてなどを考えると、会員団体や当事者の方がどのようにお考えなのか、ご意見をお聞きしてみたい。障害を強調することで、反対に敷居を高くしていたり入口を狭めてしまっていないか。
- (嶋本委員長)聞こえない人の立場として、今の日本の社会の現状をみると「インクルーシブ」という言葉だけでは、「障害」も含まれている、と皆さんが自然に考えているとは感じられない。日本の現状を考えると「障害インクルーシブ」という言葉を出すことに賛成である。
- (WVJ佐々木委員)私どもが取り組む「インクルーシブ教育」と言った時は、様々な障害がある中で、バリアを取り除いて普通級に通えるよう支援し、インクルーシブな活動を通して、よりよい住みやすい社会を作っていくことも行っている。「障害」と付けるか付けないかは、どちらも違和感はないが、「インクルーシブ」とした方が、より幅広い意味合いに取れるかと考える。
- (全育連佐々木氏)「障害」と付けることで、自身で壁を作ってしまうと感じる方もおられるだろうし、インクルーシブという言葉を聞いて、この分野に関りがない方々に、障害が含まれるということを理解してもらうのは難しいと思う。副題に「障害」を入れる、というご意見に賛同できると思った。
- (全育連又村氏)知的障害を持つ方は、大部分は出生時から終生障害を持った状態である。社会のあらゆる事象に対して、障害という状態と共にある、という特性があることを考えると、先程意見に挙がった「障害の相対化」という言葉が一番当てはまると思った。
- (原田委員)概念が無くなると考えや対応が無くなるので、「障害」という言葉をなくすのは反対。サブタイトルに残す案に賛同する。
- (清水会長)皆様のご意見を受け、準備委員会にて更に議論してまいりたい。議論の結果は、また皆様にお示しし、皆様からも積極的にご意見をいただきたい。
7.閉会
清水会長より、2023年度総会の終了の宣言がなされた。
配布資料
- 1-1 役員名簿
- 2-1 2022(令和4)年度事業報告書(案)
- 2-2 2022(令和4)年度決算書(案)
- 2-3 2022(令和4)年度会計監査・事業監査報告書(2枚)
- 3-1 2023(令和5)年度事業計画書(案)
- 3-2 2023(令和5)年度予算書(案)
- 4-1 中期計画(2021-2025)
- 5-1 会員名簿
- 5-2 規約
- 追加資料 JANNET30周年企画イベント準備進捗状況
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